【持続可能な開発目標SDGs】今さら聞けない「エス・ディー・ジーズ」とは?
SDGsという言葉を、最近は毎日のように耳にしたり、目にしたりするようになりました。
この記事は去年のブログ記事の再アップです。
先日、娘にSDGSってなあに?と聞かれて、とっさに答えられず、「サスティナブルだよ~」としか言えなかった私です。
今回は、去年の記事を再アップして、もう1度自分と皆様にご案内いたしますね(笑)
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
SDGsを噛み砕いて簡単に説明すると、「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)持続可能な社会の実現を目指すために、世界共通の目標に向かって取り組みを進めよう!」といったところらしいです。
2017年に「ダボス会議」という政治経済のリーダーズ会議にて
「SDGsに取り組むことで12兆を超える経済価値と、3億8,000万人に雇用が創出される」という推計が発表されたのをきっかけに
それまで地道に活動を続けていたSDGsが注目され、大企業も「それならもっと取り組もう!」と動き始めました。
「SDGs 17の目標」をわかりやすく整理!
1. 貧困をなくそう
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
2. 飢餓をゼロに
飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
3. すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
4. 質の高い教育をみんなに
すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
5. ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
6. 安全な水とトイレを世界中に
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
8. 働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
10. 人や国の不平等をなくそう
各国内及び各国間の不平等を是正する
11. 住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
12. つくる責任 つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保する
13. 気候変動に具体的な対策を
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
14. 海の豊かさを守ろう
持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
15. 陸の豊かさも守ろう
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
16. 平和と公正をすべての人に
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
17. パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
SDGs、今すぐ簡単にできることは個人レベルでもたくさんある
個人でも簡単にSDGsに取り組めます。
最も簡単な取り組みは「エシカル消費」です。環境保全、人権侵害に加担しない商品供給(サプライチェーン)、被災地への募金や寄付など、SDGsに取り組む企業・団体の製品やサービスを消費するのがエシカル消費です。間接的にSDGsを促進することにつながり、優良企業を応援することにつながります。
海を守るために環境にいい洗剤を使用したり、紙ストローなどのプラスチック製品をなるべく使わないようにしたりすることも当てはまります。再生可能エネルギーで発電する電力会社を選ぶことも、エシカル消費の一つです。
また、工夫ある再利用により魅力的なプロダクトに生まれ変わらせるアップサイクルなら、リサイクルやリユースよりも楽しく取り組めるかもしれません。
フードロスの問題に関心があるなら、賞味期限の短いものからカゴに入れるように心がけましょう。食料品は肉や魚よりも野菜や果物を選び、飼料やエネルギーなど、環境負荷の高い食品を選ばないようにすることも大切です。
以上簡単解説でした。しょこらも調べながら勉強になりました!会社としてとりくめること、頑張って取り組んでいきたいです!